タイルの浴室からユニットバスへのリフォーム!費用や注意点をご紹介
2024.07.09 (Tue) 更新

熊本県立大出身 2級建築士 趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます
在来のタイル張りの浴室のリフォームをしようと思った時、ユニットバスを使用したことがないと、ユニットバスの特徴を知らない方がいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、現在在来の浴室をお使いの方へ、ユニットバス・タイル張りの浴室の特徴から、在来浴室のリフォームする際の注意点、費用などをご紹介します。
目次
1.ユニットバスと在来工法の浴室のそれぞれの特徴
メリット・デメリットをご紹介
2.在来工法の浴室をリフォームする際のポイント
3.在来工法の浴室をリフォームする際の注意点
4.在来浴室からユニットバスへリフォームした事例
5.まとめ
1.ユニットバスと在来工法の浴室のそれぞれの特徴
まずは、ユニットバスと在来工法の浴室の特徴を比較してご説明をします。
ユニットバスの特徴
ユニットバスは、工場であらかじめ生産された浴室を現場で組み立てる形状の浴室のことです。
一体化された構造のため、施工期間が短く、費用もかかりにくいのが特徴です。
また継ぎ目がなく、水漏れもしにくいので、建物本体を傷めるリスクが低いのもメリットです。
ただ、一体化されているので、浴槽だけ交換、床だけ交換など一部分だけの交換が出来ない場合があるのがデメリットです。
在来工法の特徴
在来工法は、現場で一から施工された浴室のことです。
素材やデザイン、大きさを自由に選ぶことができ、建物に合わせて設計が出来るのが特徴です。
様々な大きさやデザインに仕上げることができ、リフォームはユニットバスと比較すると簡単に出来るのがメリットです。
工期や費用がユニットバスと比較すると長くなり、目地に汚れやカビが生えやすいのがデメリットです。
また目地は劣化すると浮いたり剥がれたりするので、そこから水が入り下地を傷めることもあります。
2.在来工法の浴室をリフォームする際のポイント
在来工法の浴室をユニットバスへリフォームする際、デザインや使い勝手も重要ですが、その他にも知っておいた方がポイントがあるのでご紹介します。
給湯器や洗面脱衣室も一緒にリフォームをしましょう
浴室のリフォームをされる際は、給湯器の交換や洗面脱衣室のリフォームも一緒に行うのがおすすめです。
給湯器は、快適さや使い易さだけではなく、ランニングコストの削減につながります。
また浴室の隣に脱衣室がある方が多いかと思いますが、浴室と脱衣室の間の壁は解体する場合がほとんどです。
そのため、一緒に脱衣室と洗面台のリフォームを検討されることをおすすめします。
リフォームは別々に1つずつするより、一度にまとめてりした方が、諸経費が安くなる可能性が高いため、予算が合う方はぜひ一緒にリフォームをしましょう!
腐朽やシロアリの被害があれば費用がプラスになることを理解しておく
在来工法の浴室の場合、解体をしてみないと土台や柱の状況を確認することが出来ません。
そのため、解体後に腐朽やシロアリ被害を確認しますが、必要があれば、修繕をしなければいけません。
高温多湿になる浴室は木造住宅の大きな弱点となりますので、適切なリフォームをすることが重要です。
腐朽や白蟻被害があれば、追加工事が必要になりますので、そのことは頭に入れておきましょう。
寒さの対策としては浴室の外側に断熱・気密工事をするのがおすすめ
在来の浴室は、断熱性能や機密性能が低い場合が多いので、リフォームされる際は、断熱・気密工事を行うのがおすすめです。
ユニットバスの断熱の商品だけではなく、既存の解体によって露出した壁の中や床下に断熱材を施工することも出来ます。
断熱材の施工をする事で、寒さの軽減ができ、光熱費の削減をすることが出来ます。
3.在来工法の浴室をリフォームする際の注意点
相見積もりは2~3社取ってみましょう!
業者によって工事費が違いますので、金額が妥当かどうかを知るためにも、2~3社から見積もりを取って比較してみましょう。
1社だけで決めてしまうと、適正価格かどうかの判断が出来ません。
ただ見積もりを取りすぎると、打ち合わせ回数が多くなり、逆に分からなくなる可能性がありますので注意が必要です。
将来を考えてリフォームをする
ユニットバスの耐用年数は20~30年と長く使用が出来ます。
そのため、高齢になっても快適に使用できる浴室を意識してリフォームする事が大切です。
ヒートショックなどの入浴事故は、65歳を超えると急増しますので、ヒートショック対策を考えてリフォームをしましょう!
補助金があるのかを確認する
高齢者がいるご家庭は、介護保険を活用したリフォームができ、国の補助金が活用できる時期もあります。
補助金や介護保険が活用できるのであれば、お得にリフォームすることが出来ますので、ぜひ施工業者に尋ねてみましょう。
4.在来工法からユニットバスへリフォームした事例
在来のタイル張りのお風呂からユニットバスにした事例を費用を含めてご紹介します。
①熊本市南区S様邸
メーカー:【ユニットバス】TOTO サザナ 【サッシ】YKK AP エピソードNEO
費用:165万円(税込)
浴室換気暖房乾燥機と断熱浴槽、ほっカラリ床で冬場でも暖かく入浴出来るようになりました。
②熊本県宇土市K様邸
メーカー:【ユニットバス】リクシル リデアMタイプ 1616
費用:124万円(税込)
在来のタイル風呂をユニットバスへリフォームしました。
こちらのお客様も断熱浴槽と浴室暖房換気乾燥機、断熱の床をお選び頂きました。
補助金の申請を行い、92,000円の補助を受けることが出来ました。
施工事例をご紹介しましたが、お風呂のリフォームは在来のタイル張りからユニットバスにリフォームする時は、最低でも120万円程度はかかるかと思います。
数年前までは100万円前後でリフォーム出来ていましたが、商品の値上げに伴い、少しずつですが、リフォームの費用も上がってきています。
5.まとめ
今回は、在来工法とユニットバスの浴室の特徴の比較から、浴室リフォームのポイント、注意点、費用をお伝えしました。
在来浴室のリフォームをご検討中の方は、ぜひ今回お伝えしたポイントを踏まえてリフォームをご検討しましょう。
在来浴室のリフォーム費用は、最低でも120万円程度かかるとお伝えしましたが、一度上がってしまったものは、値段が下がりにくいので、お風呂のリフォームをご検討されている方は、ぜひ早めにご検討しましょう。
熊本県内で浴室のリフォームをお考えの方は、弊社でリフォームが出来ますのでぜひご相談ください!
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