お風呂のリフォームのタイミングはいつ頃がいいの？

2025.09.21 (Sun) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

1日の疲れを癒してくれるお風呂ですが、長く使っていると劣化をしたり、掃除をしても汚れが取れなくなったりしている方も多いかと思います。
ただ、「何年目にリフォームを行えばいいかわからない」とリフォームに踏み切れない方もいらっしゃいます。
そこで今回は、お風呂のリフォームのタイミングやお風呂のリフォーム時期のサイン、お風呂のリフォームの施工事例をご紹介します。

1.お風呂のリフォームのタイミング

お風呂のリフォームの時期の目安は15～20年と言われています。
長く使用していると、使い勝手が悪くなったり、掃除がしにくくなったりと不便さを感じで来るようになります。
毎日使用するお風呂などの水回りは、劣化が進みやすい場所です。

お風呂のリフォームを行おうとすると費用がかかりますので、不具合がある箇所のみの交換（水栓・ドア・換気扇等）を単品で交換される方もいらっしゃいます。
しかしながら、一部のみリフォームを行ったとしても、他の部分に不具合が出る可能性がありますので、できれば丸ごと取替えをされた方が後々お得になります。

2.こんな症状・サインが出てきたらお風呂のリフォーム時期です

お風呂にこのようなサインが出たら、早めにリフォームを検討した方が良いと言われるサインをご紹介します。

お風呂が寒い

冬場にご自宅のお風呂が寒いと感じることはありませんか？
お風呂が寒いとヒートショックを起こす危険性があります。
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所に移動した際、急激な温度変化により血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞、脳卒中を引き起こす健康被害です。
現在のお風呂は、冬場も暖かく入浴ができますので、冬場にお風呂が寒いと感じられる方は、お風呂の断熱性能を向上させるリフォームを検討されるのをおすすめします。

浴槽やお風呂の壁、床に傷やひび割れがある

浴槽やお風呂の壁、床にひび割れがある場合は、ひび割れ部分から水が入り腐食する原因になります。
また水漏れを引き起こすこともあり、マンションの場合は下の階の方に被害が出てしまう可能性もあります。

お風呂の天井や床のカビが取れない

お風呂のカビを掃除しても何度も生えてしまったり、カビが落ちないという場合は、内部までカビが入り込んでいる可能性があります。
取れないからといってカビを放置するとアレルギーなどの健康被害を引き起こすこともありますので、リフォームを検討しましょう。

ただカビが以前より発生しやすくなった場合は、換気扇が故障している可能性もあります。
その場合は、換気扇の取替えを検討しましょう。

ライフスタイルの変化

家族が増えたり、高齢になったり、介護が必要になったりした際は、お風呂のリフォームの検討をするサインです。
手すりを取り付けたり、転倒しにくい床にしたりするなど、新しいライフスタイルに合わせた仕様にしましょう。

3.お風呂のリフォームの施工事例

熊本市東区I様邸　施工事例

タイル張りからユニットバスに取替えをしたいとのことで依頼がありました。
戸建てのお風呂でタイル張りのため、施工は6日間かかりました。
浴室暖房乾燥機や断熱浴槽、断熱の床で冬場も暖かく入浴できます。
2024年補助金の申請を行い、92000円の補助を受けることができました。

【施工前】

【施工後】

熊本市南区I様邸　施工事例

以前工事をさせていただいたお客様から築30年になりそろそろお風呂を取替えたいとのことで依頼がありました。
浴槽の汚れや劣化にお困りでしたが、リフォームを行ったことで新築みたいになり大満足ですと感想をいただきました。
リクシルのオリジナルバスを設置しましたが、お風呂は断熱の浴槽と暖房換気乾燥機を取付けたことで、冬場も快適にお風呂に入浴ができます。
こちらのお客様も2024年でお風呂のリフォーム工事の補助金申請を行い、63000円の補助を受けることができました。

【施工前】

【施工後】

熊本市中央区M様邸　施工事例

お風呂の壁に穴が空いているので、壁だけのリフォームができるのであれば、お願いしたいとのことで依頼がありました。
システムバスをお使いでしたので、壁だけのリフォームはできなかったので、全体的なリフォームをご提案しました。
お客様からは、お風呂をリフォームし、1ヶ月使用してみて気持ちよく使用していますと感想をいただきました。

【施工前】

【施工後】