玉名市のリフォームで活用しやすい補助金（助成金）制度は？

リフォームのノウハウ

2025.05.30 (Fri) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

以前の記事で合志市のリフォームの補助金についてご紹介しました。

合志市では、脱炭素推進の補助があるようでしたが、今回の記事では玉名市のリフォーム補助金について活用できるものがあるのか解説いたします。

玉名市にお住まいの方はぜひご参考にしていただけると幸いです！

1.第3次リフォーム補助金

玉名市の定住の促進のために実施されている補助金です。
第3次リフォーム補助金は、玉名市に以前から住んでいる方を対象としていないため、申請できる方が限られていますが、条件があるようでしたので、条件を一部ご紹介します。

補助金の対象者

補助金の対象者の条件①～④を満たす必要があります。
①第3次住宅取得補助金の交付決定を受けてない人
②転入前3年間玉名市に住んでいない人
③令和3年4月1日から令和6年3月31日までの間に玉名市に転入した人で、転入後1年以内に取得した住宅を玉名市内の事業所を置く法人・個人に対してリフォームを依頼して転居した人
④市税の滞納がない人

補助額

補助額はリフォーム費用の半額で50万円が限度のようです。

補助対象の工事

住宅の機能向上のために行う改装、棟続きの増築、修繕、模様替えなどが対象になるそうです。

2.玉名市景観形成支援事業

玉名市計画都市計画で、景観形成推進地区に指定してある6地区内において、建築物や土地の所有者が景観計画の基準の従って景観を美しく整えた場合に補助金の対象になります。

地区が限られていて、以下の地区が対象となるようです。
・高瀬・浦川地区
・新玉名駅周辺地区
・山田日吉神社周辺地区
・大浜地区
・伊倉地区
・天水地区

補助対象経費に対する補助は2分の1であり、修景を伴う既存建築物の外壁または屋根の改修であれば最大100万円補助を受けることができます。

令和8年2月28日までの完了する事業が対象のようです。
詳しくは、こちらのチラシをご覧ください。

3.玉名市老朽危険空き家等除去促進事業補助金

リフォームではなく、解体に関する補助金もあるそうです。
1年以上住居として使用がなく、今後も使用の見込みがない、過半が住居となっている住宅が対象となります。
ただ事前調査による不良採点の評価が100点以上のものが対象です。

国交省の社会資本整備総合交付事業のため、予算が決められておらず、5月ごろに決定するそうです。
補助金の限度額が60万円となっており、先着順となるので、予算がなくなったら終了になる補助金です。

詳しくはこちらのチラシをご覧ください！

4.住宅省エネ2025年キャンペーン（国の補助金）

2年ほど前から3か年計画で実施されている補助金で、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて住宅省エネ化を進めるための補助事業です。

補助金の内容は毎年見直されて募集されていますが、
・先進的窓リノベ2025事業で最大200万円/戸（窓のリフォームや内窓の設置等）
・子育てグリーン住宅支援事業で60万円/戸（お風呂やトイレ、キッチンのリフォーム等）
・給湯省エネ2025事業で最大20万円/戸（給湯器のリフォーム）
となっております。

今回の補助金の最大のポイントは、子育てグリーン住宅の補助金を活用する場合、窓も一緒に工事を行うことが条件となります。
ただ、お風呂の工事と窓の工事を行うことで、最低でも8万円の補助金を申請することができます！

また窓の補助金に関しては、今年度までと言われているので、今年が補助金申請のラストチャンスです。
内窓（中）の工事を3箇所を行った場合、20万以上費用がかかっても10万円程度補助金の申請ができます。
内窓の工事は、光熱費の削減をすることができるので、工事後もお得に生活ができます。