窓の断熱リフォームで寒さと暑さの対策をしよう！｜ジョブズ情報通信｜ジョブズ｜熊本県・熊本市の住宅リフォームリノベーション専門店

窓の断熱リフォームで寒さと暑さの対策をしよう！

リフォームのノウハウ

2023.11.23 (Thu) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

こんにちは！熊本のシアーズホームの住宅リフォーム専門店ジョブズ受付の片山です！
寒くなってきましたが、みなさま、家の断熱の対策はされていらっしゃいますか？

断熱の対策をしてないご自宅は冬場寒く、夏は暑いので、冷暖房の効率も悪くなってしまいます。
一番おすすめの断熱の対策は「窓」！
窓は家の中で一番熱が逃げやすいので、窓を断熱することは一番効率の良いリフォームです。

今回は、窓の断熱対策のリフォーム工事についてご紹介しますので、冬場の寒さ、夏場の暑さについて対策を行われたい方はぜひご参考下さい！

1.なぜ窓のリフォームが断熱対策に一番効率が良いの？

窓は、建物を覆う建材の中で一番薄い部分です。
そのため、窓からの熱の流出と流入が一番多くなってしまいます。
断熱の対策をしていない場合、熱の出入りは夏は開口部から73％、冬は58％と、窓からの熱の出入りが一番割合が多くなっています。
断熱対策のリフォームを行いたい方は、窓の断熱を行うことが、一番効率の良いリフォームとなります。

日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」より

2.窓のリフォームの種類

窓のリフォームには種類がいくつかありますので、それぞれの種類をご紹介します。

①内窓の設置

今ある窓はそのまま残した状態で、新しい窓を設置する方法です。
既存の窓の内側に取り付けることで、断熱だけではなく、防音、防犯の面でも強くなります。

また戸建て住宅では、窓の交換が出来ますが、マンションは、交換できない場合があります。
マンションで窓の交換が出来ない場合でも、内窓であれば設置することが出来ます。

②窓交換　カバー工法

今ある窓枠は残して、窓を取り外し、窓枠の上に新しい窓枠を被せて窓を取り付ける方法です。
新しい枠を被せるので、少し窓枠が小さくなりますが、工事はサッシ周辺のハツリ工事や内装工事が不要ですので、本体の取り付け時間は１窓あたり約１時間程度です。

③窓交換　はつり工法

窓枠ごと取り外し、新築用の窓を取り付ける方法です。
窓の周辺の壁を壊して再度作り直す工程が必要ですので、リフォーム費用はカバー工法よりも高額になり、施工日数も2日以上かかる場合もあります。
ただ、はつり工法の場合は、今の窓と同じ大きさのままリフォームすることが出来ます。

④ガラス交換

窓枠とサッシはそのまま残し、ガラスのみ交換する方法です。
現在のサッシがアルミの場合は、ガラス交換をしてもサッシの結露や窓枠と窓の間にある隙間からの熱の出入りは解決できません。

3.断熱対策が出来る窓のリフォーム工事は？

内窓と窓交換（カバー工法・はつり工法）であれば、断熱の対策が出来ます。
ガラス交換は、現在のサッシがアルミの場合は、断熱効果の期待はできません。

また窓のリフォームを行う場合、ガラスの種類によっても断熱性能に差が出てきます。
例えば、ガラスは2重ガラスだけではなく、3重ガラスもあります。
3重ガラスの方が2重窓よりも断熱効果が高いですが、費用が高くなってしまいます。

4.窓のリフォームは補助金を使用してリフォームしよう！

窓のリフォームで、断熱対策をしようと思うと、1か所だけではなく、複数個所リフォームすることになるかと思います。
複数個所リフォームを行うと、費用がかかってきてしまいますので、リフォームを躊躇してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

窓のリフォームは、補助金が2023年にこどもエコ住まい支援事業、先進的窓リノベ事業などがありました。
補助金があるときにリフォームを行うことで、お得にリフォームが出来るので、おすすめです。
2024年も補助金が出ることが決まっていますので、窓のリフォームやその他、水まわりのリフォームをお考えされていらっしゃる方は、補助金を活用してリフォームをしましょう。

ただし、補助金を使用してリフォームをされる場合、事業者登録をする業者でしか補助金の申請が出来ませんので、補助金に対応しているのかどうかを一度ご確認される必要があります。