IHクッキングヒーターが故障！修理と取替えどちらが良い？

2024.04.28 (Sun) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

IHクッキングヒーターは、キッチンの中心的な存在ですよね。
長年使用していると、故障してしまうときもあります。
そこで今回は、IHクッキングヒーターが故障してしまった時に起こる不具合と、故障した場合は修理が良いのか、取り替えが良いのかについてご紹介します。

1.IHクッキングヒーターの一般的な寿命は？

IHの一般的な寿命は10～15年と言われています。
寿命の期間を過ぎているからといって使用が出来ないわけではありません。
あくまでも目安なので、使用頻度や使用状況によっても変わってきます。

2.IHクッキングヒーターの寿命で起こる不具合とは？

よくあるIHクッキングヒーターの寿命で起こる不具合を見ていきましょう。

①お湯が沸きにくい、揚げ物が機能が使いにくい等のIHヒーターの故障
②IHを使用するとブレーカーが落ちるようになった
③使用する際に音が大きくなった
④温度調節ができない等のボタンの不具合がある
⑤電源が入らない
⑥グリルが温まらない
などがあります。

不具合が出た場合は、販売店に相談するか、メーカーに依頼をしましょう。
保証期間内であれば、無償で修理が出来る場合もありますが、保証の期間が過ぎていれば、有償となります。
有償際は、部品代・技術料・出張料の支払いが必要になります。
また修理しない場合は、出張料の費用負担がある場合がありますので、頭に入れておきましょう。

3.寿命以外の故障原因

IHクッキングヒーターは寿命以外の自分自身の使用の問題で故障してしまうこともあります。

トッププレートの破損

トッププレートに乱雑に物を置いてしまった場合、破損してしまう可能性もあります。
破損したまま使用してしまうと、吹きこぼれが原因でショートする危険性があります。
また、トッププレートのお手入れ時に怪我をすることもあります。
そのため、IHクッキングヒーターは、慎重に取り扱い、破損がないようにしましょう。
破損をしてしまった場合は、メーカーのアフターまたは購入された販売店へ問い合わせをしてみましょう。

吹きこぼれ

お湯を沸かした際等の吹きこぼれも故障の原因に繋がります。
IHクッキングヒーターは内部まで水や異物が入るのを防ぐ構造になっています。
ただ、使用を重ねると、少しずつ劣化していきますので、吹きこぼれが原因で、IHの内部に入ってしまう可能性もあります。
吹きこぼれが原因での故障を防ぐためには、吹きこぼれに注意し、万が一吹きこぼれた際は、早めに拭き取ることが大切です。