キッチンの床は一緒にリフォームした方が良い？そのままでも可能？｜ジョブズ情報通信｜ジョブズ

キッチンの床は一緒にリフォームした方が良い？そのままでも可能？

2024.04.19 (Fri) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

キッチンのリフォームをしたいと思った時に、まとめて内装も一緒にリフォームするか、キッチンだけリフォームをするのか悩みますよね。
今回は、キッチンの床のリフォームについて、まとめてリフォームをしたが良いのかや、キッチンの床材の種類と耐用年数等についてご紹介します。
キッチンの床のリフォームを迷っていらっしゃる方は、ぜひご参考下さい！

1.キッチンの床はまとめてリフォームしたが良い？

キッチンの耐用年数は20～30年、フローリングの場合の耐用年数は15～20年が張替えの時期とされています。
キッチンのリフォームをしようと思った時、キッチンの床がフローリングのお客様は、耐用年数を過ぎてしまいまっている可能性がありますので、一緒にリフォームを行うのには良い時期です。
ただ使用されている床材の種類によって耐用年数が違いますので、床材の耐用年数を確認され、今の現状を踏まえた上で、リフォームを考えられるのが1番です。

2.キッチンの床材の種類と耐用年数って？

キッチンで使用する床材には種類があり、それぞれ耐用年数が違いますので、種類ごとにご紹介します。

クッションフロア

クッションフロアはよく水回り（洗面所・トイレ・キッチン）に使用されるもので、ビニール系の床材です。
水を弾くので、汚れがつきにくく、お手入れも簡単に出来ます。
クッション性がありますので、食器などを落としてしまっても傷はつきにくいのが特徴です。
ただ、耐用年数は10年と短く、クッションフロアの剥がれを放置しておくと、キッチンで使用していた水が下地に染みてカビが発生することもあります。

フロアタイル

フロアタイルもビニール系の床材です。
45㎝×45㎝の正方形のタイプが一般的で、クッション性はないのが特徴です。
通常のタイルとは異なり、フロアタイルをくっつけて施工していきますので、目地がなく掃除を簡単にすることができます。
ただ、熱に弱く、境目から水が入りやすいのがデメリットです。
先ほどご紹介した、クッションフロアと同様、耐用年数は10年です。

フローリング

フローリングは、一般的によく使用される床材です。
リビングやダイニングと合わせることが出来ますので、統一感のある空間になります。
こまめな掃除が必要で、水滴や油汚れを放置してしまうと、表面が剥がれやすくなったり、シミが残ったりすることもあります。
フローリングの種類は、複合フローリングと無垢フローリングがあり、複合フローリングの耐用年数が10～15年、無垢フローリングの耐用年数が50～60年と言われています。