トイレのリフォームは何日かかる？トイレは使えないの？｜ジョブズ情報通信｜ジョブズ

トイレのリフォームは何日かかる？トイレは使えないの？

2024.03.15 (Fri) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

トイレのリフォームをしようと思った時、気になることの１つが、施工時間や施工日数かと思います。
お客様からのお問い合わせでも、トイレの取替え日数を聞かれることは多いです。
戸建ての場合、1階と2階どちらもトイレがあれば安心ですが、1階のみにしかない場合、不安ですよね。
そこで今回は、トイレのリフォームについて、施工日数がどの程度かについてお伝えします。

1.既存のトイレが洋式トイレの場合

新築を建てられて10年程度で早い方はトイレの取替えをされる方が多いのですが、現在のトイレが洋式でそのまま同じトイレに取替えられる場合、半日で工事をすることが出来ます。

工事の流れとしては
1.既存のトイレの撤去
2.給水排水の工事
3.新しいトイレの取り付け
ですので、短時間で施工をする事が可能です。

ただ、プラスで内装の工事（床・壁・天井）や手洗い器の設置等する場合は施工日数が変わってきます。
トイレの交換を含めたそれぞれの施工日数は下記の通りです。

●トイレ室内の内装も一緒に工事をされる場合は1日
●手洗い器の交換をされる場合は1日程度（1日で出来る場合は、夕方遅くなる可能性が有ります）
●埋め込み式手洗いを新規で取付けする場合は2日

施工内容で、施工日数が変化しますので、注意しておきましょう。

2.既存のトイレが和式トイレの場合

既存のトイレが和式トイレの場合は、最初の既存のトイレを撤去して、最後の新しいトイレを設置するという流れは同じですが、少し工事内容が複雑になります。

工事の流れとしては
1.既存のトイレの撤去
2.配管を新設するための工事を行う
3.電気工事
4.床の下地と内装を整える
5.新しいトイレの取り付け
ですので、既存が洋式トイレの場合と比較すると施工日数も3日～4日程度となり、長くなります。

和式トイレと洋式トイレは、構造そのものが違うため、新しく取り付ける洋式トイレに合わせて、根元を見直す必要があります。
そのため、施工日数が洋式トイレと比較すると長くなってしまいます。

3.リフォーム中にトイレの使用は出来る？

基本的にトイレのリフォームを行っている時、トイレの使用は出来ません。
トイレがご自宅に2台ある場合や工事が1日で終わる場合、問題はないかと思いますが、数日かかり、トイレが1台しかない場合は仮設トイレを設置します。
仮設トイレは、1日1日に料金がプラスされるわけではなく、数日間設置する時も、料金の変動はありませんのでご安心ください。
期間が短い場合は、仮設トイレの設置はされないことが多いので、工事前にトイレを済ませておきましょう。

4.トイレのリフォームの工期が長い場合とは？

トイレのリフォーム日数が長くなる場合は、いくつかのケースが考えられます。

●和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合
数十年前の和式トイレをリフォーム時は、床がタイル張りのこともあります。
タイル張りであれば、段差を撤去して、床をはるための工事が必要になります。

●汲み取り式から新しい洋式トイレに変更する場合
和式トイレのリフォームの中でも、汲み取り式のトイレのリフォームを行う場合は、施工日数がかかります。
下水道が通っていないエリアは浄化槽を設置する必要があるので、大規模な工事になります。

●男女別のトイレを1つにする場合
和式トイレのリフォームだけではなく、男女別のトイレを1つにする場合も、日数がかかります。
男女別のトイレの工事は、壁の解体の作業も必要になってきます。

5.まとめ

今回は、トイレの施工日数についてご紹介しました。
トイレのリフォームは、洋式トイレの場合は、施工日数はかかりませんが、和式トイレの場合は、日数がかかります。
施工日数が長く、ご自宅にトイレが1台しかない場合は、簡易トイレが必要となります。
施工日数は、ご自宅の現状により異なりますので、具体的にご計画をお考えされていらっしゃる方は、リフォーム会社に相談してみましょう。