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玄関ドアのリフォームポイントは？

リフォームのノウハウ

2024.01.21 (Sun) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

玄関のリフォームは、種類があるので、カタログを見たり、ウェブで探したりすると迷ってしまいますよね。
今回は、玄関ドアのリフォームをお考えの方へ、玄関ドアのリフォームする時の選定ポイントについて解説します。

1.玄関ドアの種類

ドアの開き方の種類は、手前や奥に押して開ける「開き戸」と横にスライドして開ける「引き戸」の2種類ですが、開き戸と引き戸でもいくつか種類があります。
種類をそれぞれご紹介します

1-1.開き戸　片開きドア

右側か左側に開くドアで、扉が1枚、押すまたは引くことで開閉するタイプ。
扉が1枚なので、開口が狭くても対応ができ、最もよく見かけるタイプの玄関ドアです。

1-2.開き戸　親子ドア

両開きのドアで、2枚のドア幅が大小異なっている扉のこと。
大きい扉を親ドア、小さいドアを子ドアといい、荷物の搬入の際に両側を開けると、大きなスペースを確保できるのが特徴です。

1-3.開き戸　両開きドア

同じ大きさの2枚のドアを左右対称に組み合わせて作られた玄関ドアです。
左右どちらもドアを開けることができます。
開口が広いので通行しやすく、開放感があります。

1-4.開き戸　袖付きドア

親子ドアや片開きドアの隣に袖を付けているタイプ。
玄関ドアの袖とは、開閉する玄関ドアの横にガラスがはめ込まれいているものです。
親子のドアや片開きのドアは開閉が出来ますが、袖は固定のため開閉が出来ません。
袖があることで、採光が確保できるので、室内が明るくなります。

1-5.引き戸　引き違い戸

よく見かけるタイプの玄関のタイプです。
2枚の引き戸を左右にスライドさせることで開閉します。
扉は2枚のタイプが一般的ですが、3枚や4枚にすることも可能です。

2.玄関ドアをリフォームする際の選び方のポイント！

玄関ドアはメーカもいくつかあり、デザインも様々ですので、選び方のポイントをご紹介します。

2-1.電気錠にするかシリンダー錠にするか？

玄関ドアは家族が毎日使うものなので、使いやすさは重要です。
電気錠をお選びされると、シリンダー錠よりも価格は高くなりますが、使い勝手がよくなります。
顔認証やリモコンキー、タグキー、スマートフォンの4種類の施解錠の方法があります。
鍵も種類によって使い勝手が違いますので、特徴を理解してライフスタイルに合ったものをお選びされることをおすすめします。

2-2.断熱か・非断熱か？

玄関ドアには、断熱ができるドアとできないドアがあります。
断熱の仕様も、YKKAPであれば、D2仕様とD4仕様、LIXILであればK2仕様とK4仕様があります。
お住まいの地域によって、各メーカーおすすめ仕様が違ってきます。

2-3.デザイン性

玄関はお家の顔ですので、見た目やデザインが建物と合うものをお選びされることも大切です。
バランスを考えずに選ぶとちぐはぐな印象になる可能性もありますので、デザインや色を考慮した選定をされることが重要になってきます。
カタログでの色味は、実際に見ると変わってきますので、ぜひショールームで実物を見られることをおすすめします。

2-4.開き戸にするのか、引き戸にするのか？

玄関ドアのリフォームは、引き戸から引き戸、開き戸から開き戸にされる方が多いのですが、ご自宅の現状によっては引き戸から開き戸、開き戸から引き戸にすることも出来ます。
開き戸は断熱性に優れていて、引き戸は車椅子や高齢の方にも優しく、大きな荷物を搬入しやすくなります。
どちらもメリット・デメリットがありますので、ライフスタイルに合わせてお選びされることをおすすめします。