キッチンのリフォーム費用はいくらでできる？施工事例もご紹介

リフォームのノウハウ

2025.07.13 (Sun) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

先日、キッチンのリフォームはいくらでできますか？とご質問をいただきました。
キッチンのリフォームを検討した時に、費用がいくらくらいになるのか気になりますよね。

キッチンのリフォームはお客様のお選びされる商品やご自宅の状況によって変わってきます。
そこで今回はキッチンのリフォーム費用とキッチンのリフォームを安く抑えるコツや施工事例について解説いたします。

1.キッチンのリフォーム費用と内訳

キッチンのリフォーム費用の相場は100万円～150万円です。
ただお選びされる商品や施工内容によって変わるので、目安として考えていただければと思います。
費用の内訳について解説していきます。

キッチンの本体価格

キッチン本体の価格については、商品グレードやお選びされるオプションによって変わってきます。
各メーカー松竹梅の商品がございますので、その商品次第で金額が変わる形となります。

また機能があまりついていないシンプルなものはお求めやすい価格で40万円程度～ございますが、食器洗い乾燥機をつけたり、水栓や扉柄のグレード、IHのグレードをアップしたりすると費用はそれ以上にかかります。

リフォームの工事費用

キッチンの工事費用はそれぞれ次の工事費が必要になります。

既存キッチンの解体・処分費用

キッチンの解体や処分の費用がかかりますが、既存のキッチンの状態や工事内容にもよりますがおよそ15万円～30万円となります。

電気・ガス・給排水管の設備工事

キッチンをリフォームする際は、電気配線やガス管、給排水管などの工事が必要になります。
上記の工事は概算で20万円ほどかかります。

その他の工事費

キッチンのリフォーム工事費用には運搬費や現場管理費も必要となります。
また清掃の費用や、養生の費用も必要になり、概算で10万円ほどは最低でもかかってきます。

そのためキッチンの単純なリフォーム工事で概算50万円ほど見ていただく必要があります。
キッチンの場所を変更する場合は、周辺の床や壁も工事することになりますので、追加で内装の工事も必要となります。

2.キッチンのリフォーム費用を抑えるコツ！

物価が高騰しているので、出来るだけ費用をおさえたキッチンリフォームをしたい方もいらっしゃると思いますの。
そこでキッチンのリフォームを抑えるコツをご紹介します。

①キッチンのグレードをアップしない

キッチンの商品は、メーカーごとに松竹梅で分かれていますので、費用をおさえたいのであれば、高いグレードの商品を選ばないようにしましょう。
また水栓やIH・ガス、レンジフードなどもあまりグレードを上げすぎないことをおすすめします。

②キッチンは既存のキッチンと同じ場所に設置する

キッチンの場所を移動させるとなると、費用がかかります。
キッチンの移動をさせることで動線が良くなったり、部屋の雰囲気が変わったりしますが、そこまで重要度が高くないのであれば、キッチンは移動させない方が費用は安くなります。

③補助金も活用できるのであれば補助金の活用をする

キッチンのリフォームだけであれば、補助金は出ないのですが、他のリフォームと組み合わせると補助金が申請できる場合もあります。
キッチンであれば、レンジフード（換気扇）や食器洗い乾燥機、水栓が補助金の対象となります。
補助金が出ている間にリフォームをする事で、後から補助金が返ってきますのでお得にリフォームする事ができます。