リノベーションと建て替えってどちらが良いの?
2025.07.27 (Sun) 更新

熊本県立大出身 2級建築士 趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます
家が築30年以上経っている時やライフスタイルが変わった時などにリノベーションにするのか建て替えをした方が良いのか悩みますよね。
どちらも住みにくさを改善し、水回りの設備も良くなり、快適に過ごすことができるようになりますが、自分の家はどちらを選んだ方が良いのか分かりませんよね。
そこで今回は、リノベーションと建て替えの違いやリノベーションと建て替えを判断する際のポイント、施工事例から実際にかかった費用をご紹介します。
目次
1.リノベーションと建て替えの違い
2.リノベーションと建て替えを判断する際のポイント
3.リノベーションの施工事例をご紹介
4.まとめ
1.リノベーションと建て替えの違い
リノベーションとは?
リノベーションとは、今ある家の活用できるものを活用して、ライフスタイルの変化に合わせて、住みやすくバージョンアップをし、付加価値をつけることです。
間取りの変更をしたり、断熱性能の向上をしたりすることで、新築に近い性能を求めるほどコストが高くなってしまいます。
建て替えとは?
建て替えとは、建物をすべて壊して更地にし、新築と同じように建てることです。
新築と同じように構造や間取り性能などをすべて自分好みにできるのがメリットですが、すべての家が建て替えられるわけではありません。
2.リノベーションと建て替えを判断する際のポイント
リノベーションか建て替えで迷った時に、いくつか判断するポイントがあります。
それぞれ項目ごとに解説していきます。
築年数からの判断
1981年6月1日以前の住宅は旧耐震基準のため、大きな地震が起きた時に倒壊するリスクがあります。
旧耐震基準は、旧耐震基準が震度5程度の地震を基準にしていますが、新耐震基準は震度6程度の大きな地震を基準にしています。
また2000年にも木造住宅の構造について法改正が行われていて、2000年6月1日以降に建てられたものは耐震性が高くなっています。
ただリノベーションでも、耐震診断を行い耐震補強を行うことで、安全性を高めることができます。
コストパフォーマンスからの判断
基本的にリフォームやリノベーションの方が、建替えと比較すると費用を抑えることができます。
工事を検討している建物の状態が良好で、費用を抑えたい方はリフォームやリノベーションをご検討されることをおすすめします。
大規模な修繕が必要で見積もりを取った際に、リフォーム・リノベーションと建て替えの費用の差があまりない場合は、建て替えをされることをおすすめします。
ご家族のニーズやライフスタイルからの判断
ご家族のニーズやライフスタイルも建て替えかリノベーションを決める判断材料になります。
今後30年以上住み続け、資産価値も重視したい方は建て替えが合理的ですが、子世代への継承は考えていない場合や将来的に売却を考えている場合はリノベーションで十分対応できるケースも多いです。
ご家族で家のライフプランを話し合い考えてみましょう。
建築基準法からの判断
建て替えをする場合には、土地が建築基準法の条件を満たしていることが重要です。
特に注意しておくことは、再建築不可物件です。
再生不可物件は、建築基準法上の接道義務(幅員4m以上の道路に2m以上接している必要がある)を満たしていない土地です。
その場合は、建て替えができないので、リノベーションやリフォームするしか方法がありません。
建て替えができる土地でも、建て替え前より小さな建物になってしまうケースもあります。
3.リノベーションの施工事例をご紹介
熊本市西区M様リノベーション工事
ご実家に住むためにリノベーション工事をしたいとのことで問い合わせがありました。
外装から内部の全ての部屋の工事を行いました。
和室の部屋がありましたが、全て洋室へ変更し、LDKは壁を撤去し、広く使い勝手の良い空間になりました。
【施工前】
【施工後】
外壁や外構の工事も行ったので、見た目が新築のようになりました。
費用は2,750万円程かかりましたが、補助金の申請を1,060,000円分行いましたので、リノベーション費用を一部抑えることができました。
熊本県合志市F様邸 内部リノベーション工事
ご高齢のお母様が施設に入居されるので、リノベーションの工事をしたいとのことで依頼がありました。
外回りの工事は行いませんでしたが、1階部分の内部のリノベーション工事を行いました。
【施工前】
【施工後】
背面キッチンから対面キッチンにし、和室の壁を撤去し広いリビングにしたことでお客様から使い勝手が良くなりましたと感想をいただきました。
その他の水回りや内装、サッシのリフォーム工事を行ったことで、モダンな雰囲気になりました。
F様も1,250万円(税込)程かかりましたが、補助金の申請を行い899,000円の補助を受けることができました。
4.まとめ
今回は建て替えとリノベーションの違い、どちらにしたらいいのかの判断ポイントについて解説いたしました。
建て替えもリノベーションも費用がかかりますので、どちらか迷っていらっしゃる方は一度どちらも得意とする会社に相談されることをおすすめします。
熊本で建て替えかリノベーションかでご検討されている方は、弊社でもご提案ができますのでぜひお問い合わせください!
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