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図面がなくてもリフォームできる？

2023.07.09 (Sun) 更新

著者情報

片山晃会熊本県山鹿市出身

熊本県立大出身 2級建築士趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます

こんにちは！熊本のシアーズホーム、リフォーム専門店ジョブズ受付の片山です！

家が古い場合や中古住宅をご購入された場合は図面をお持ちでいない方もいらっしゃるかと思います。
ただリフォームを行う際には、図面が必要な場合と図面がなくても良い場合があります。
今回はリフォームをする際に必要な図面の種類や図面の必要性、図面がない場合どうしたら良いのか？についてご紹介します！

1.リフォームをする時図面って必要なの？

クロスの張替えやトイレの交換などの小規模のリフォームをする場合、図面は必要ではありません。

ただし、大規模なリフォームをする場合や壁を撤去して広いLDKにしたい等、間取り変更を行う場合、壁が撤去出来るかどうか？柱が撤去出来るかどうか？を知るために必要です。
図面がある場合、リフォーム工事を前に構造上に問題がないかの確認を図面から判断が出来ます。

しかし、図面がない場合はリフォームの後に問題があると、リフォーム工事の問題か建てた時の住宅に問題があったのかの判断がつきにくい場合もあります。

2.図面がない場合どうしたら良いの？

紛失してしまっったり、住宅が古かっりする場合等は図面がない場合もありますが図面がないからといって、リフォームができないわけではありません。
図面がない場合には、リフォーム会社は長年の経験と実績から、おおまかな図面を作成することができます。
現場調査の際に、現状の確認を行いますので、その際にどこに筋交いや柱があるかなどの構造の確認を行います。

図面を作成するのに費用はかかりませんので、ご安心ください。
ただし、実際の構造を確認するためには、解体してみないと分からない場合もありますので、覚えておきましょう。

3.リフォームで必要な建築図面の種類

リフォームで必要になる図面の種類は、平面図、仕様書、展開図、立面図、伏図、設備等です。

①平面図
平面図とは床面から1.5メートル程度の水平を断面にし、真上から眺めた様子を図面にしたものです。
２階建ての住宅であれば、１階の平面図と２階の平面図があります。
縮尺は、会社によって、1/50だったり1/100だったり様々です。

②仕様書・仕上表
内外装の仕上げが記載されている一覧表ですが、平面図と一緒で建物の構造に関わる重要な図面です。
基礎の仕様やどのような木材を使用しているのか、床・壁・天井の仕様の確認をすることが出来ます。

③展開図
1点の基準から、東西南北を眺めたものを図面にしたものです。
平面図では、部屋の広さが確認できても高さは分かりません。
展開図があれば、各部屋の高さ、窓の位置や高さ、仕上げ方法等を確認することが出来ます。

④立面図
住宅を横から見た図面で建物の外観デザインを確認するための図面です。
住宅の高さや幅、屋根の勾配、軒の出等も確認することが出来ます。

⑤伏図
上から透かして見た平面図のことで、基礎伏図・小屋伏図・床伏図などは構造部材の配置・寸法を示し、天井伏図は天井の仕上げ、割付などを示しています。
図面の綴りの中に伏図があれば、柱を取っていいのか、取ってはいけないのかを判断するための基本的情報を得ることが出来ます。
そのため、無理なリフォームで家を台無しにする事を防ぐことが出来ます。

⑥設備図
給排水やガス、電気、電話などの配線・配管・設備の種類・設置場所などを平面図に図面化したものが設備図です。
記号で照明器具やスイッチ、コンセント等が示されています。

4.まとめ

リフォームを行う場合は、重要な壁や柱を確認するために、図面が必要ですが、図面がなくても、書き起こすことが出来ます。
また大掛かりではないリフォームの場合は、図面が必要ではない場合もありますのでご安心ください。
また、新築をした際、建てた時の会社があれば、そちらに問い合わせされると、図面を保管されているかもしれません。

リフォームを行う上で重要なのは、図面の有無よりも施工実績や経験のある会社をお選びされることです。
実績のある会社をお選びされることで安心してリフォームをお任せすることが出来ます。

熊本県・熊本市内でリフォームをお考えの方はぜひジョブズまでご相談ください！