太陽光パネルと屋根の間に鳥の巣を作られた!対処法と再発防止策を解説
2026.06.15 (Mon) 更新
熊本県立大出身 2級建築士 趣味はスノーボード
リフォーム業界歴10年でお客様が分かりやすくリフォームが出来るお手伝いを心がけます
太陽光パネルを設置している住宅で意外と多いトラブルが
太陽光パネルと屋根の隙間に鳥が巣を作る被害です。
特にハトは狭くて雨風をしのげる場所を好むため、太陽光パネルの下を住みかにしてしまうケースが増えています。
今回は、太陽光パネルの下に鳥の巣を作られた場合の対処法と再発防止策について解説します。
🐦鳥の巣を放置するとどうなる?
「少し鳴き声がするだけだから大丈夫」と放置するのはおすすめできません。
鳥の巣がある状態を放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
フンによる汚れや悪臭
鳥のフンには強い臭いがあり、ベランダや外壁、雨樋などを汚してしまいます。
また、フンに含まれる成分によって建物が傷むこともあります。
雨樋の詰まり
巣に使われた枝や枯れ草が風で飛ばされ、雨樋に詰まるケースがあります。
が正常に流れなくなり、雨漏りの原因になることもあります。
衛生面の問題
鳥のフンや羽毛にはダニや寄生虫が発生することがあります。
健康被害につながる可能性もあるため注意が必要です。
太陽光設備への悪影響
配線をつつかれたり、巣材が設備に絡まったりすることで
発電効率の低下や設備故障の原因になることがあります。
🐦鳥の巣を見つけたらまず確認すること
鳥の巣を発見した場合は、すぐに撤去しようとせず、まず状況を確認しましょう。
卵やヒナがいる場合、鳥獣保護に関する法律によって無許可で撤去できないケースがあります。
また、太陽光パネルの上に乗ったり、無理に手を入れたりすると、屋根からの転落や設備破損につながる危険があります。
まずは専門業者へ相談することをおすすめします。
☀️太陽光パネル下の鳥の巣対策
防鳥ネットの設置
最も一般的で効果が高い方法が防鳥ネットです。
太陽光パネルの周囲をネットで囲うことで、鳥がパネル下へ侵入できなくなります。
適切に施工すれば長期間効果が期待できます。
防鳥板金の設置
近年増えているのが防鳥板金による対策です。
パネルの隙間を金属製の板で塞ぐため、ネットよりも見た目がスッキリしやすく
落ち葉やゴミが溜まりにくいというメリットがあります。
定期点検
鳥の侵入は初期段階で発見できれば被害を最小限に抑えられます。
太陽光設備の点検時に、パネル下の状況もあわせて確認してもらうと安心です。
防鳥ネットと防鳥板金はどちらがおすすめ?
どちらも有効な対策ですが、それぞれ特徴があります。
防鳥ネット
- 比較的施工しやすい
- 多くの現場で採用されている
- 落ち葉やゴミが絡まる場合がある
防鳥板金
- 見た目がスッキリする
- ゴミが溜まりにくい
- 建物やパネル形状によって施工方法が異なる
住宅の状況によって最適な方法は異なるため、現地調査のうえで選ぶことが大切です。
🌿まとめ
太陽光パネルと屋根の間に鳥の巣を作られると、フン被害や悪臭
設備トラブルなどさまざまな問題につながります。
特にハトは一度住み着くと繰り返し戻ってくる習性があるため、早めの対策が重要です。
鳥の巣を見つけた場合は無理に撤去せず、まずは専門業者へ相談しましょう。
そして再発防止のために、防鳥ネットや防鳥板金の設置を検討することをおすすめします。
太陽光発電を長く安心して使うためにも、定期的な点検と適切な鳥害対策を行いましょう。





